昨年(2010年)10月に続き、ミッシェル・クルイゼル社のチョコレートを使った講習会が開催されました。
会場は、都内で設備・立地条件の最も整った会場であるドーバー洋酒貿易株式会社講習会場でした。 3月の震災後、こちらの会場で講習会が開催されるのは初めてとのことで、多くの受講者が参加しました。 フランスの高級ショコラブランド「ミッシェル・クルイゼル」の2011年講習会テーマは「和素材とショコラのマリアージュ」フランス本国で大変注目の高い和素材に目を向け、独創的な味わいを堪能出来ました。 今回は、生菓子、焼菓子、ボンボンショコラを含む9品目の紹介に加え、チョコレートのテクニックとして型取りやピストレの仕方、チョコレートの基本的な扱い方にも焦点を当て、プロジェクターを使い巧みな日本語で受講者を飽きさせないデモンストレーションを「スイーツシークレッツ」のステファン・ヴューエグゼクティブシェフが担当しました。
MICHEL CLUIZELのチョコレートについて
▼MC社とは
1948年、両親の元で最初のチョコレートを製造したミッシェル・クルイゼル。 今日では、カカオ豆からチョコレートを一貫して製造する数少ないチョコレート企業となっています。 MC社は、1997年以来、フェアトレードの精神のもと貴重なカカオ豆の生産者と共に歩み、発展し続けています。プランテーションシリーズはその象徴です。 SOSAについて
▼SOSA社とは
1967年、スペイン・カタルーニャ地方に設立されたSOSA社は、アルチザンビスケットやアイスクリームの原材料メーカーとして事業をスタート。2000年よりガストロノミーやペストリー向けの原材料ビジネスに参入し、現在では同社の新機能素材が世界各地で使用されている。 ▼SOSA社のこだわり 『食材それぞれの持つ素材を最大限活かすこと、全く新しい食感を持つ食の世界を提供すること』を基本理念に掲げ、料理の世界から「デザート」「洋菓子」そして「アイスクリーム」の世界に向けて、新しいテクスチャーを開発している。 ⇒取扱い製品一覧 ステファン・ヴュー氏
(スイーツシークレッツ エグゼクティヴシェフ/ MICHEL CLUIZEL社アジア地区担当デモンストレーター)
1998年、仏デザートコンクールのジュニア部門で優勝。「リシャール・クタンソー」、「ギィ・サヴォワ」といった名だたるレストランで修行を積む。味も厳しさも一流のレストランで修行後、2001年にピエール・エルメ氏に弟子入り。エルメブランドの日本進出の一員として来日。
2003年、資生堂に活躍の場を移し、資生堂パーラーを指揮。 2006年9月より、(株)グローバルダイニングのエグゼクティブ・パティシエとして、レストラン、カフェのスイーツ部門、チョコレート専門店「デカダンス ドュ ショコラ」の指揮を担う。 2009年「食べた人を毎日幸せにする」をテーマにした、デカダンス ドゥ ショコラのカジュアルライン「デカダンス ドゥ ショコラ "Tous les jours"」をオープン。リング状のシュー生地に様々なフレーバーのクリームを詰めたドーナッツ型スイーツ専門店「CHoux Cring」が表参道、2店舗目を池袋Echikaにオープン。新たなヒット商品を次々に生み出す。 2010年10月スイーツシークレッツ設立。デモンストレーター、コンサルタントとして活躍の場を製菓業界全体にシフトし幅広く活動。 ステファン・ヴュー氏 過去の講習会レポート
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過去に開催された、講習会や教室の一覧ページ
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