午後からは、雑穀のお話。眠気が襲ってくるかと思いきや、雑穀の世界に引き込まれ、興味津々の皆さん。雑穀とひとくちに言ってもその定義についてはあまり知られていないかもしれません。
「雑穀の定義〜日本人が主食以外に利用している穀物の総称／日本雑穀協会」つまり、白米、精白された小麦粉以外、ということで、その種類たるや多岐にわたっていることが伺えます。
主な雑穀は、キビ、アワ、ヒエ、モロコシ、オオムギ、ハト麦、アマランサス、キノア、ソバ、黒米、赤米、緑米、豆類。 特徴は、色がある、ミネラルが豊富、抗酸化作用がある、ポリフェノールを含むものがある、など、聞いているだけで、何だか身体によさそうです。
使用方法での１番人気は「炊飯すること」。様々な雑穀ブレンドも販売されていますが、自分でいろいろな種類を一度に炊きこもうとすると、粒の大きさや炊ける時間が異なるので、やや難しいとのこと。あらかじめブレンドされ炊飯器に入れて白米と炊けるものは、便利で使いやす面があるとのことでした。

単品の雑穀は、様々な料理に活用できるということで、田中さんの「雑穀のある食卓」ブログでは、活用法が写真と共に紹介されています。
短い時間の中でも、雑穀をつかったちょっとしたお料理メニューは、皆さんメモを取られていたようで「酢飯に赤米を使って・・・」「黒米を使った茶碗蒸しに明太子をのせると彩りが・・・」「キビのドレッシングは色が映えてとてもキレイ・・・」などのお話は言葉だけで素敵な料理が思い浮かぶ、とてもイメージしやすいトークでした。