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アントワネット [Saint-Honore Groseilles a la rose "Antoinette"]
アントワネット

興野シェフがフランスに滞在していたとき、その“大きさ”に驚いたというお菓子。「お菓子の大きさも、味を決定するひとつの魅力として重要」と考えるシェフのアントワネットは、幅10cm、高さ10cmという日本ではかなりボリューム感のあるサイズです。小さいものが多い日本のアントワネットを前に、ある意味“大きさへの挑戦”だったというシェフのアントワネットは、今では店の顔とも言える代名詞的なお菓子になっています。フロリアン/ローズコンフィ の上品な香り使いにも注目。

   
 
 
シュー生地は“焼き”に集約されていると言っても過言ではないと興野シェフ。平窯×2回、最後はコンベクションで火加減と焼き色を調整。

  パータシューやプチシューは皮が厚く、皮をしっかり食べさせるような配合です。

  フロリアン/ローズコンフィ
「このコンフィと出会い、はじめてバラのお菓子を作ろうと思った」と言わしめた逸品。各パーツに利用。

 
 
グロゼイユのクレームパティシエールを炊き上げ、その後、前述の フロリアン/ローズコンフィ とクレームシャンティをあわせます。

  クリームをシュー生地に絞り、大きさと味の構成を考え、グロゼイユ+フランボワーズ+ローズコンフィのコンポートもパーツに忍ばせます。

  ローズのクレームシャンティを絞ります。繊細なバラの香りは、各パーツに使っても他の素材を邪魔せず、上品でやさしい余韻を残します。

 
ケーク・シトロン [Cake citron]
ケーク・シトロン

興野シェフのケーク・シトロンはたっぷりレモンシロップのアンビベをするので、酸味とのバランスを考えてチップチョコが入っています。アンビベ用のレモンシロップには ディロン/トレヴューラムVSOP を使用しており、より芳醇な仕上がりに。砂糖はしっとり感を出すため上白糖を使用しています。

   
 
 
弊社では扱っていませんが、興野シェフは カレボー のかなり小さいチップチョコを愛用していました。

  バターを中心に絞って焼成すると綺麗に割れ目が開きます。贈答品としての利用頻度が高いため、見た目の美しさにも配慮をされていました。

  ナパージュには、単一品種にこだわりをもつラ・フルティエール社のアプリコットピューレを使用。随所に素材に対する愛着が感じられます。
 
   

 

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