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a)グリーン・アップル・ソルベ

ボワロンのピューレ「ホムベルト」を使ったソルベ、甘酸っぱいさわやかな味わいでした。コース料理を食べた後に、まず食べたくなるようなソルベですね。他のパーツとの相性も非常によかったです。デザートの仕上げとして、最後にクネルで盛り付けられます。

b)ベイクドアップル

フレキシパンマフィンの型に、キャラメルとリンゴをいれて、オーブンで焼いてつくります。フランスで言うタルトタタンにあたり、実際にお皿に盛るときは少し温めます。他のパーツとのバランスにも配慮し、酸味のある紅玉(こうぎょく)がつかわれました。見た目は艶のあるカラメル色、そのまま食べても美味しそうです。

c)ヴァニラ・バヴァロワ

タヒチ産のヴァニラビーンズをつかっていました。こちらもフレキシパンを使用。香り高く、やさしい口当たりのバヴァロワが、デザート全体を優しい印象にしてくれます。

d)カタイフィ

カタイフィとはシュレッドにしたフィローで、パリパリとした食感が特徴です。シナモンシュガーとあえる事で甘みとスパイスをきかし、お皿の上ではバヴァロワを挟み込むようにもりつけられます。残念ながら日本では販売されていないので、エン・ミン・スー氏がアメリカから持ってきてくれたそうです。

e)アップル・キャラメル・ソース

このデザートの仕上げとなるソース。シナモンと、アップルサイダーの他に、ベイクド・アップルででたりんごの汁やバターも入れてあるので、ソースを舐めただけでも、りんごの甘く深い味わいを楽しむことができます。

 


   

 

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「お菓子の味については、ノーマルな味を求め、特殊なものはあまり好まない。」と彼女が言っていたとおり、リンゴ、バニラ、シナモンは昔から定番の組み合わせ。けれどありきたりなものではなく、味のバランスから食感まで計算された、心地いいデザートでした。もちろん、言うことなく見た目も味も美味しい!

 

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