「オレイン酸とビタミンEを豊富に含み、美味しいだけでなく、美容・健康にも最適の食材─」 そんなヘーゼルナッツの効能をアピールし、
消費拡大に向けて様々な形でプロモーションを行なっている団体が、トルコ・ヘーゼルナッツ協会です。
そのトルコ・ヘーゼルナッツ協会が主催する菓子製品開発講習会に、受講者として参加してきました。
同協会はプロモーションの一環として定期的に講習会を開催していますが、tfoos.comでは今回初めての参加となります。
今回の講習会の講師には、日本、フランス両国での活躍ぶりが話題の青木定治シェフが招かれました。
青木シェフといえば洋菓子の本場パリに自身の店舗「Patisserie Sadaharu AOKI paris」を構えることでも有名ですが、
最近は丸の内、新宿伊勢丹、東京ミッドタウンと日本でも続々と店舗を展開し、ますます注目を集めています。
今回デモンストレーションで披露していただいたのは、ヘーゼルナッツをテーマにした5種類の菓子 「ショコラ・プララン」 「エクレール・オ・キャラメル・ノワゼット」 「フロランティーヌ・ノワゼット」 「マカロン・ノワゼット」 「チュルコワ・ショコラ」 です。
デモンストレーションを行なう上で「まず味を知ってもらう」ということで、すべて実際に試食をしながらの受講となり、いま作られている生地がどのように仕上がるのかがとてもよく体感できる内容でした。
4時間に及んだ講習会ではシェフとスタッフとの軽妙な掛け合いや、マネージャーである横山氏のフランス話など、さまざまな趣向が参加者を楽しませ、90人ほどの会場は終始明るい雰囲気に。
青木シェフの人気の秘密は菓子作りのみではなく、気さくな人柄と人を楽しませるセンスにあると実感した1日でした。
|