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パティスガストロノミー協会主宰・鈴木会長。お菓子を含めた食文化全体を学び、食意識を高めるガストロミストの育成に力を注いでいます。
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一限目。まず好きなお菓子をひとつずつ挙げてもらうのですが、そのお菓子を国別に分けていくと、フランス菓子の多さに改めて驚かされます。
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続いて『ショートケーキ』の考察。自分が思い浮かべるショートケーキを絵に描き、共通点や異なる点を探っていきます。
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人によって三角形や四角形、スポンジの層の数やクリームの絞り方が異なります。どの人にも共通しているのが「苺、スポンジ、生クリーム」の構成という点が興味深いところ。
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ショートケーキの資料。実は外観だけでその商品の特徴、はたまた職人の技術を推測することができます。生クリームやスポンジの色、構成など見方をレクチャー。
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フランスと日本ではショートケーキの概念が異なります。授業で例に挙げられたのは「カカオエット・パリ」のフランス人シェフ・ジェローム氏が考えるショートケーキ。
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二限目は、スイーツディプロマ1級を取得している松下さんを講師に迎え、『お菓子のカテゴリ分け』を学びます。
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参考テキストは「ノリエット」永井シェフの著書。フランスパティスリーの姿を忠実に守っている店として紹介されています。
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お菓子のカテゴリで見落とされがちな“トレトゥール”。フランスにおいては、この商品がない店はパティスリーとは呼べません。
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三限目はスイーツディプロマ1級の西條さんによる『生菓子の分類』と『東京スイーツの歴史』の講座。日本の洋菓子の基盤を作った方のお話など興味深いものがありました。
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たくさん勉強をした後は、お待ちかねの試食タイム! 両手にたくさんの試食を抱え、にこやかに登場したのは、パティス・ムードメーカーの三輪さんです。
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今回の試食は「ノリエット」から。お酒にも合うように塩見がきいたキッシュのほか、クロワッサンやブリオッシュが並びます。
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トレトゥールやヴィエノワズリーでお腹を満たした後は、ひと口サイズのプチ・フール。アントルメもありました。
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マドレーヌやダックワーズなどの焼き菓子も。
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長野の果物加工メーカー・はなのみさんからジュースの差し入れもありました。
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この講座は洋菓子業界に関わる人にとって基盤となる内容が多く、TFOODSスタッフをはじめ、はなのみの営業担当・小宮さんも受講されていました。
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たくさんの試食は食べる前に撮影される方も多かったです。受講者さんの熱心な様子が伝わります。
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5級認定書です。この基礎知識をもって、次のステップへ進みます。今後はデモやテイスティング、講座を通し、味覚の育成、お菓子への理解力を深めていきます。
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