2019年1月27日・28日、世界最大級の外食産業向け展示会であるSIRHA国際外食産業見本市(フランス・リヨン)内にて、世界最高峰パティスリー・コンクール「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」第16回大会が開催されました。
前年3月に行われた日本国内予選を勝ち抜いた西山未来氏(チームリーダー/株式会社スタジオ・シュゼット)、伊藤文明氏(パティスリー メゾンドゥース)、小熊亮平氏(株式会社グルメ和光)の3選手に、団長として五十嵐宏氏(パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ)を迎えた日本代表チームは、大会1日目に出場。30周年記念大会に課せられた総合テーマ「自然、動植物相」を基に「SYMBIOSIS(共生)」を日本のテーマとして、10時間に及ぶ競技に挑みました。 日本代表チームは、遥々フランスの会場まで応援に駆け付けたサポーターの大きな声援を励みに様々な困難を乗り越えて、指定時間内に全作品を提出してフィニッシュ。大会結果は、世界21ヵ国中、堂々の銀メダル(世界第2位)を獲得。初の金メダルを獲得したマレーシアとはわずかなポイント差でしたが、なんと4大会連続で銀メダルという偉業を達成。日本の製菓職人の層の厚さを世界に示しました。 クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2019 大会結果
■ 総合順位・点数
■ 特別賞
※特別賞はプレス賞及びイノベーション賞を除き1〜3位以外のチームに授与されます。
日本代表チーム作品
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー
1989年にM.O.F.(フランス最優秀職人章)の称号をもつガブリエル・パイアソン氏と、フランスのトップチョコレートメーカー・ヴァローナ社によって設立された、世界を代表するパティスリーコンクール。開催は2年に1度行われ、世界20か国以上から各国の予選を勝ち抜いたパティシエたちが、「アメ細工、アントルメ・ショコラ」、「チョコレート細工、アシエット・デセール」、「氷彫刻、アントルメ・グラッセ」の3部門の競技で、世界の頂点を目指して腕を競い合います。https://twitter.com/cdm_comite_jp ヴァローナ(VALRHONA)社について
1922年フランス、ローヌ地方の菓子職人が創業。 カカオの品種や産地別に分類した商品をいちはやく展開した世界トップクラスのチョコレートメーカー。 超一流洋菓子店、レストラン、ホテルご用達の製菓材料であり、個性的な商品構成は、 その商品名が時にケーキやドリンクの名前にも付けられるほどの存在感です。 2007年には、フランスに次いで世界で2校目になるショコラの専門技術学校を、東京に設立。 さまざまな研修プログラムが用意されている。▼ エコール・ヴァローナ 東京 http://www.valrhona.co.jp/ecole/ |
過去に開催された、講習会や教室の一覧ページ
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