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パティスの鈴木会長も大好きな「クピド!」のパン。待望の東川シェフを招き、シュトーレン講習会が行なわれました。
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オーバーナイト法で醗酵させた生地。使用した石臼挽きのフランス産小麦は長時間醗酵に真価を発揮。複雑な味わいを生み出します。
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一次醗酵終了の見極めは、
吟醸酒のような香りに少しの酸味が加わったくらいが目安。グルテンが網目状になっているのがわかります。
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これはクリーミングという工程で、バターと卵黄、粉糖をホイッパーで混ぜてクリーム状にしています。シュトーレンをふくらます気泡の役目がこれ。粉ではなくバターでふくらますというイメージです。
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次はフルーツの漬け込み液について。シェフは砂糖ではカナドウ・カリブ天然糖液というサトウキビ天然糖液を使います。甘味がまろやかで、全体的に丸みが感じられるお気に入りの1本とのこと。
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キルシュやシナモン、ナツメグ、グローブ、バニラを入れて、好みの味と香りに仕上げます。状態は常に鼻や舌など五感を使ってチェック。フルーツはモハベレーズン、白イチジク、きんかんを使用しています。
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オーバーナイト種、クリーミング種、強力粉、漬込フルーツなどを入れて、こねずにまとめます。
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その生地を分割。天然酵母系のパンは特にベンチタイムが重要なので、分割後はゆっくり寝かせてから成型します。 |
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シュトーレン生地はひとつ折り。天然酵母はドライイーストに比べると醗酵力が弱いため、生地にストレスを与えないことが大切です。
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成型をしたら、約30℃・75%のホイロで二次醗酵。醗酵終了の目安は、指でさわって、押し戻しがないくらいが良いそうです。
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焼き上がったシュトーレン生地には、バターの上澄み液をたっぷり。すぐにグラニュー糖をまぶします。
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生地が冷めたら、仕上げに粉糖をふるって完成です。シュトーレンのお味見は最後のお楽しみ。その前にたくさんの試食が!
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クピド自慢のバゲット。
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クピドのおいしい惣菜パンもズラリ。
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はなのみさん提供の鹿肉ペースト。
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同じく珍しい鹿肉のソーセージ。
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たくさんの料理に囲まれて乾杯!
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デザートには、乾杯のスパークリングワインで作ったフルーツポンチも。
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最後はお待ちかねのシュトーレン! ドライイーストと天然酵母の2種類を試食。フルーツと粉の旨味がぎゅぎゅっと詰まっていました。
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シュトーレンと一緒にサーブされたのはヴォルフベルジェール/リキュール・ド・サパンというモミの木のリキュール。深い森を思わせます。
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参加者には醗酵種もおすそ分け。種の継ぎ方など、細やかで丁寧な説明が印象的な東川シェフでした。
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