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デザートに使うトマトの仕込みからはじめます。湯むきトマトに塩をふり、浸透圧で染み出てきたエキスを時間をかけて抽出します。(A)
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その間料理に取り掛かります。はじめはガスパチョ。スイカとトマトがベースです。野菜はカットし、ハンディミキサーで攪拌します。
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スイカのスッキリしたみずみずしさの中にトマトやパプリカ、セロリの濃厚な味わいを感じる「ガスパチョ」。タバスコがピリッときいています。
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これはキッシュのブリゼ生地。オーブンから出すとぷっくり膨れています。やわらかいので手を使って、型にフィットさせます。
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深緑色のアパレイユはトックブランシュ・抹茶を使用しています。同じクロロフィル系のほうれん草をイメージして考案。
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「キッシュ」と「ソルレヴァンテ風サラダ」。サラダに添えられたフルーツドレッシングにはトックブランシュ・フランボワーズを使用。
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次は冷製パスタ。刻んだエシャロットを使います。エシャロットだけパスタに入れても美味しく、今回の料理には欠かせない素材だといいます。
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パスタには“Re”というシチリア産EXヴァージンオイルを使用。別名・王様のオリーブオイルと呼ばれ、フルーティーな味わいが魅力です。
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トマトに塩をふり、浸透圧で染み出てきたエキスとオリーブオイル、トマトをあえたもの。このトマトドレッシングなるものでパスタをあえます。
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「冷製パスタは、麺だけ食べても美味しいと思える仕上がりにするのがポイントです」。ゆで方、冷やし方、塩加減など納得のポイント満載。
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麺にトマトエキスがからみ、しっかりした味わいの「桃とフルーツトマトの冷製パスタ」。桃のジューシーな甘みと塩加減が絶妙です。
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次はニョッキ。セモリナ粉を使ったニョッキ生地にはサフランが入り、色・香りともに鮮やか。オリーブの木でできた専用板で溝をつけます。
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シェフ曰く“危険なトマトソース”。水蒸気がでるので少しあぶないですが、この製法で作ると驚くほど美味しいトマトソースになります。
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自家製ソーセージなどを入れて、ニョッキにしっかりソースを絡めます。初の料理講習会ということで、スタッフさんも試食の準備に大忙し!
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セモリナ粉で作るサルディーニャのニョッキ「マッロレッドゥス」。ニョッキそのものが際立つ味わいで、トマトソースの旨味も抜群です。
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最後はデザート。はじめの工程(A)でトマトから抽出した透明なエキスとカンパリ、グレープフルーツでスプモーニのジュレを作ります。
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グレープフルーツのジャム作り。イタリアではまるごとお湯に入れて作るそうです。均等に火が通るよう指で回し、裂け目ができるまで煮ます。
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これは桃とグレープフルーツのジャム、クールアガーで作った固めのゼリーをフィットチーネのように麺状に細くカットした様子。
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注目はライムゼリーに使う凝固剤。なんと片栗粉を使用しています。とろ〜んとした独特のやわらかさは葛を思わせるほど。このふるふる感が伝わるでしょうか。
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「トマトとグレープフルーツ・桃のゼリー仕立て」。スプモーニのジュレ、ライムゼリー、桃のフィットチーネ風ゼリーで構成された手の込んだ一品。セロリが隠し味に。
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藤田シェフとサポートのソルレヴァンテスタッフ舩橋さん。息のあった作業で、出来立ての料理を次々と出していただきました。皆さん大満足。ごちそうさまでした!
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