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会場はパティスガストロノミー協会内のサロン。洋館のような趣きのある雰囲気は、フランス菓子を学ぶ気分を盛り上げてくれます。
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フレデリック・マドレーヌシェフ。通訳&ナビゲーションはパティスの鈴木会長です。フランス語を交えながら講習会がはじまりました。
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シェフはリンゴ栽培が盛んなノルマンディーの出身。「ル・ポミエ」という店名は、故郷をしのぶリンゴの生菓子に由来しています。
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最初のレシピ「サバラン」の工程です。ゆるめな醗酵生地はひとつひとつ手でならしていきます。参加者の女の子達も挑戦!
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醗酵後の生地の様子です。油脂分や糖分が多いリッチな生地なので、サフ/セミドライイーストゴールドを愛用しているそうです。
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焼成した生地にシロップを吸わせます。シロップに漬ける時間は、ひとつひとつ手で確認し、頃合いを見計らって取り出します。
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左側がシロップを吸わせる前、右側がシロップを吸わせた後。芳醇な香りをたっぷり吸い込んで、ふっくらとしています。
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今回使ったグランマニエは100年記念に発売されたとてもレアな逸品! パティスさんが特別に用意してくれました。香りが華やかです。
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シェフのサバランはアクセントにパッションのジュレを忍ばせます。ゼラチンとジュレデセールを併用し、思い描く固さに仕上げています。
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中心に生クリームをたっぷり絞り、フルーツをトッピングしていきます。
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ジューシー感のある生地にグランマニエのフルーティーな香りがぎゅっと凝縮されています。お子さんでも抵抗なく食べられるサバランです。
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次は「エクレア」の工程です。生地状態を確かめるため、ミキサーにまかせるのではなく、触覚で何度もチェックをしていきます。
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整然と並んだエクレア生地。綺麗な絞り口です。
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生地に詰めるキャラメルクリームを作ります。このレシピではプードルアクレームというカスタードパウダーを使用しています。
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キャラメルは生クリームから作るのが一般的と思われていますが、定義は実に幅広く、シェフのレシピはとても参考になります。
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エクレアに使うフォンダンです。TFOODSでも既製品のフォンダンを販売していますが、手作りを見るのは初めてです。
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フォンダンは刷毛ではなく指を使って仕上げます。この方法はとても職人的。若いパティシエでフォンダンを上手に扱える人は少ないそう。 |
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角や鼻、背中の模様など各パーツを飾りつけていきます。実に細やかな作業です。 |
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牛以外の干支だったらこんな感じかな? 参加者の女の子がレシピの横に絵を描いていました。可愛い! 想像がふくらみますね。 |
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チャーミングな牛のエクレアの完成です。上掛けしたフォンダンの甘みとキャラメルクリームのほろ苦さがマッチしています。 |
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講習会では「ル・ポミエ」のキッシュもサービス。本来は高さのあるこのような形がトラディショナルなのだそうです。その大きさにはびっくり! |