今回は小松崎喜美子さんが代表を務めるSweets Pleaseの第2回講習会に参加してきました。
第2回講習会では、前回の講習会の講師である「サロン・ド・テ・スリジェ」の和泉シェフからの紹介で、
東京都東村山市の「ロートンヌ」神田広達シェフが講師として招かれました。
神田シェフは、22歳の時にフランスで開催されたコンクール「ジャン・マリー・ジブナレル世界大会」(1996年)で各国のパティシエを見事に抑え、準優勝に輝いた実力のあるパティシエです。
この受賞により、日本人パティシエのチョコレートの技術が世界に高く評価されました。
個性的であり、天才的な感性と奇抜な独創性を兼ね備えた神田シェフは、その他にも国内外で数々のコンクールに入選された実績を持っておられます。
今回の講習会では実際にお店で販売されているお菓子の中から3種類のお菓子を紹介していただきました。
こだわりの焼き菓子、「マドレーヌ」。生菓子はロイヤルティーヌの食感がアクセントの「シグネイチャー」と、
ラズベリー、チョコレート、ピスタチオを贅沢に配合した「モデナ」の2種類です。
講習中には随時参加者からの質問を受けてくださり、その一つ一つに対して分かりやすく丁寧に解説してくださいました。
そのほかにも、考案するメニューの配合について、その配合にたどり着いた背景や、材料となる素材を選んだ理由などをお話いただき、神田シェフのお菓子の仕込みや素材に対する真剣な思いが伝わりました。
とてもユーモアのある神田シェフの講習会は、シェフの冗談を交えながら終始楽しい雰囲気で過ぎていきました。 |