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mieco’s お菓子スタジオ
1dayレクチャー「mieco's Chocoratier ショコラの楽しみ」

 

横浜元町の近くで「mieco’s お菓子スタジオ」を主宰されている、植野美枝子さんの1dayレクチャー「ショコラの選び方・楽しみ方」とサロン・ド・テに参加してきました。


1dayレクチャーではショコラの起源や歴史の話からはじまり、原料となるカカオ豆の種類など基本知識の解説とテースティング。また、チョコレート選びで迷った時の選び方や、ちょっとおしゃれな楽しみ方などのレクチャーが行われました。サロンのスペースには美しく仕上げられたボンボンショコラやプティガトーがディスプレイされ、実際にデギュスタシオンしながらチョコレートについての知識を深めた1日となりました。

 

植野さんに、今回の1dayレクチャーについてお話を伺いました。
─ 『今回のレクチャーで、最も力を入れたことは、「楽しみ方」の部分です。 ショコラの歴史をひもとくと、ショコラは、古代からかなり長い間は、ショコラ水として飲まれていました。ヨーロッパに渡ってから、ショコラの飲み方はお湯で溶かして砂糖を加え、温かい飲料となって飲まれるようになったのです。
「楽しみ方」では、このショコラショーに注目し(ショコラはチョコレート、ショーは温かいの意味)、チョコレート飲料「ショコラショー」と、5種類のショコラカクテルをプレゼンテーションし、試飲していただきました。どちらも、大変喜んでいただけたようです。』

 

植野さんは、「癒される、大人のための食空間づくり」をコンセプトにこれまで5回のフードイベントを開催されています。
ここでは、1dayレクチャーの様子を、一部ご紹介いたします。

 

 

開催日
  2006年11月19日(日)
主催者
  『mieco’s お菓子スタジオ』主宰 植野美枝子さん / アシスタント 中森典子さん
会場
  Top of Yokohama (神奈川県横浜市中区)

パティシエ

(敬称略)

  植野美枝子、佐藤みどり、波毛英里紗、相楽良枝、小西桃子
   

実際にチョコレートをテースティングしながら「ショコラの選び方・楽しみ方」のレクチャーがスタートしました。

 

  オーガニックチョコレート、カオグランデ・ノワールを使った、キャトルエピスのショコラ。 4種のスパイスとプラリネ、ナッツの絶妙な食感です。  

サロンに用意されたボンボンショコラやプティガトーをデギュスタシオン。これはフランボワーズの酸味がアクセントのホワイトトリュフです。

 

   

カフェショコラ。コーヒー味のショコラは、甘さが苦手な男性にもおすすめ。

  ミルクチョコのロシェ。キャラメリゼしたアーモンドとショコラの後を引く味わい。  

赤い実とショコラのムース。2層のムースのマリアージュ。

 

 

   
ガトゥショコラ。香り高い大人のガトゥ。ビターな味わいはお酒にもあいます。  

エクレールショコラ。ビターなショコラクレームのエクレア。フルールドセルの塩味がアクセント。

 

  ピンクペッパー入りチーズケーキ。濃厚なクリームチーズにピンクペッパーのスパイスをきかせて。
   
オリーブのピンチョス。会場では、サンドイッチやミューズリーなども用意されていました。  

2つのギモーブ。もっちりとした食感、果実の風味豊かな手作りのマシュマロです。

 

 

2つのパート・ド・フリュイ。フランボワーズと、アプリコット×パッションフルーツの2種類のゼリー。

 

   

レクチャーは、楽しい時間とともにあっという間に過ぎていきました。
今回は植野さんのほかに教室や、ケータリング、などの活動をされている4人のパティシエの方がケーキを制作されました。


 

 

 

 
植野 美枝子さん

『mieco’s お菓子スタジオ』主宰。お菓子作りをとおして、「五感すべてをフルに活用できる、食空間作り」をコンセプトに、お菓子教室、フードイベント、ケータリングなど幅広く活動。

大学在学中、管理栄養士の資格を取得。卒業後、カメラメーカーに就職。 その後カメラマンに師事し、広告、料理写真などのアシスタントを経た後、辻クッキングスクールの専門料理コースに通い始める。 ル・コルドンブルー 菓子ディプロム取得。
2006年9月には、パリ、ホテルリッツ・エスコフィエにて、「ショコラ」の講習を受講修了。

 

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レクチャーで使用したチョコレート

ヴァローナ/カオグランデ・ノワール

ヴァローナならではの優れた味わいと風味のよさを追求した、カカオ分70%のオーガニックチョコレート。有機認定機関の認証を受けた農園で栽培された、良質なカカオのみを使用。フルーティーな酸味、口内での香りの持続性、焙煎カカオのほろ苦さが特徴のバランスのよい風味。

ヨーロッパ最大の国際有機認定機関(ECOCERT)をはじめ、JAS規格(日本)やUSDA規格(米国)に認められた安全且つ風味豊かな製品です。

 
 

 

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