ヴァレンタインデー間際の2/9に講習会を開催致しました。会場は、カカオバリーをはじめ、サフやボワロンなどを扱う輸入元「日仏商事」様の講習会場をお借りして、「ドゥマール社のフレキシパンを使ったチョコレートのお菓子」というテーマで3品のお菓子をご紹介。講師はドゥマール・ジャポンより上村様です。
はじめにカカオバリー社の歴史について、会場内のモニターを 使って日仏商事の望月様よりご案内がありました。
1843年にシャルル・バリー氏によって始まったカカオバリー社の歴史は、すでに160年を超える長いものとなっています。フランス産でなおかつコストパフォーマンスに優れた商品は、多くのパティスリーで愛用されています。安定した品質とユーザーに合わせた多種類のラインナップについてお話を伺い、日本国内では「コルディアル」の小針シェフが親善大使だそうです。
講習では、ショコラのムースとダコワーズを組み合わせた「Alice」、ビスキュイ・キュイエールとショコラのムースを組み合わせた 「Charlot」、とろりと溶けたチョコが流れ出す「Fondant Chocolat」の3点が紹介されました。それぞれ、カカオバリーのピストール・ミ・アメール。ピストール・キューバ。ルノートルのコンコルドを使用し、素材そのものの試食をし、カカオ分や産地の違いを実際に舌で味わい確かめることが出来ました。
実際に講習会で作成した3作品をご紹介します。
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Alice/アリス
ビスキュイ・ダコワーズをシルパットの上で焼き、丸抜き型で抜きます。その上に、ミルクチョコレート、プラリネ・ノワゼット、パユテ・フォユティーヌを混ぜ...
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Charlot Chocolat/シャルロット・ショコラ
ビスキュイ・キュイエール・ショコラをシルパットに太めに絞って焼きます。チョコレートと生クリームだけのシンプルなムースを組み合わ..
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Fondant Chocolat/フォンダン・ショコラ
チョコレート、バター、卵、グラニュー糖、薄力粉という、とてもシンプルな材料で出来ています。コンベクションオーブンで、たった6分で焼き...
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講習会終了後は、質疑応答が活発に行われ、お土産に「フレキシパン・ハート6個型」をお持ち帰り頂きました。お忙しい時期にもかかわらず、多くの方にご参加頂きありがとうございました。また募集を開始してすぐに定員に達してしまったため、残念ながら参加できなかった方が数多くいらっしゃいましたことを深くお詫び申し上げます。
今後、このような講習会に加え、材料の使い方や、味の比較、また工場見学などのイベントを企画しておりますので、次回のイベントをお待ち下さいませ。
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