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新商品のラード、使用してみました!

皆さんこんにちは。
関東では今週梅雨の中休みのようで、夏のような暑さが続いています。
雨が降ってじめじめと湿度があるよりもだいぶ楽ですが、
本格的な夏の訪れを感じずにはいられませんね。

さて、今回のブログでは、先日新商品として登場した
月島食品工業/純製ラード・ハイポーク450g(ノンシリコーンタイプ)

を使用した際のことをご紹介します。
ラードというと、今までTFOODSでは
B&Wピッグラード15kg缶

のみを販売していました。
こちらは製菓・製パン材料のほか、炒め物や揚げ物など、幅広い用途でお使いいただけますが、
内容量が多いため、どちらかと言うとプロユーザー向けの商品でした。

今回、新しく取り扱いを始めた『純製ラード・ハイポーク』は、
450gと小容量で、パッケージはポンドのバターとほぼ同じです。
一般的な市販のラードはチューブタイプのものが多く、
製菓などに使う際には計量しづらいものが多いですが、
こちらはバターと同じようにカットして計量することができ、非常に使い勝手のよい商品です。

今回は、ラードを使用したお菓子の中では日本でもっともポピュラーと思われる、
ちんすこうを作ってみましたよ!
材料はこちら。

ラード    100g
砂糖     100g
全粒粉    200g
バニラ    少々
      ふたつまみ
 
ちんすこうを作るときの基本的な材料の配合は、
ラード1:砂糖1:小麦粉2。使用する小麦粉の種類などもお好みで、米粉で作る方もいるようです。
小麦粉をローストして、半量をアーモンドパウダーに置き換えると、
スペインの焼き菓子ポルボロンになりますね。
どちらもグルテンがつながりにくい工夫がされているので、
ほろっと崩れるような食感のお菓子になります。
(日本で紹介されているポルボロンのレシピでは、バターを使用するものも多く見られます。)

さて、まずは材料の準備をします。

今回、小麦粉は国産小麦の全粒粉を使用してみました。
香り付けのバニラは、
Taylor&Colledge/バニラビーンズグラインダー12g

を使用しています。
(一般的なレシピでは香り付けはしないものが多いです。)

まずはボウルの中でラード・砂糖・塩・バニラを混ぜます。
全体が馴染んだら、小麦粉をふるいいれます。


 
ラードと粉をあわせます。
 

さらさらとした状態から、
 

このくらいまでまとまりました。
クッキーなどを作るときはここでひとまとめにしてラップなどに包み、
冷蔵庫で冷やすレシピがほとんどかなと思うのですが、
いろいろなレシピを読んでも特にそういう指示がなかったので、
そのままラップに包み、めん棒で7mm程度にのしました。
型抜きはせず、包丁でカットし、このような状態に。
 

 
170度のオーブンで15分。
 

驚くほど状態に変化がありません笑!
すこしひび割れが見られるのと、小麦粉の香ばしい香りがしてきたので、焼き上がりとしました。
グルテンがないので、焼き上がりはほろほろです。
冷めるまでは持ち上げることもできません。
天板から動かすのも怖かったので、のせたまま冷ましました。
 
よく冷めたものを食べてみたら、口の中でほろほろと崩れるような食感で、
バターをつかったサブレとは食感も香りも異なる、
どこか懐かしい味わいのちんすこうができあがりました。

TFOODSのスタッフにも試食してもらいましたが、なかなか好評でしたよ~。
反省点としては、ラードと砂糖のすり合わせが足りなかったせいか
焼き上がりまで砂糖の食感が残ってしまったこと。
しっかり混ぜるか、微粒グラニュー糖粉糖を使うのもよさそうです。(今回は、粒の大きいグラニュー糖を使用しました。)
また、TFOODSでは沖縄原料を使用した黒糖もご用意していますので、
そちらを一緒にお使いいただくのもおすすめです!

大東製糖/味わい加工黒砂糖200g

 
大東製糖/多良間島産沖縄黒糖200g

 
 
ゴマ抹茶などでアレンジする方も多いようですよ~。
また、家でチャーハンを作る際に使ったスタッフも、とてもおいしくできたと言っていました。
隠し味として、カレーパンの様な調理パンに使用される方が多いのもうなずけます。

小容量で使い勝手のよいラードです。
ぜひ皆さんお試しくださいね~!

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