ブログ
材料に関する情報や、洋菓子業界の話を紹介するブログページです。
←『ハロウィン関連商品、出揃いました!』│ 『カカオバリーのチョコレート、高千穂生クリームのキャンペーンをWで開催中です!』→
リモンチェッロ、仕込みました。
皆さんこんにちは。
気づけば前回のブログから日にちがあいてしまいました。
いつの間にか1年の3/4が終わり、年末に向けてラストスパートですね。
今回のブログでは、先日リモンチェッロを仕込んだ際のことをお届けしようと思います。
・・・
先日、とある道の駅で地元の方が作った青いレモンを見つけ、
思わず手に取り4玉購入しました。
お店の方のおすすめは塩レモンだったのですが、
せっかくきれいな色のレモンなので、これはリモンチェッロにしよう!
と、仕込んでみることにしました。
夏前に梅酒やあんず酒を仕込んだのですが、
リモンチェッロは作り方がまったく違い(同じような方法で作るレモン酒もあります)、
アルコールにレモンピールのみを漬け込むところから作業が始まります。
無農薬、と言うことでしたが、ぬるま湯で表面をしっかり洗い、
まず用意したレモンの半分のピールをとり、アルコール度数96%のウォッカに漬け込みます。
これを1週間ほど漬け込んだあと、いったん皮を取り出して、
更に残り半分のレモンのピールを1週間漬け込みます。
この時、皮に白いワタの部分が残ってしまっていると苦味が出るらしく、
丁寧にとらないといけないのだとか。
なので、一度実から皮をむいた後、まな板の上でワタをそぎとる地道な作業を延々と続けます。
レモンピールを延べ2週間ほど漬け込んだら、
取り出したピール全量と水、砂糖を煮立ててシロップを作り、
冷ましたものを漬け込んでおいたアルコールにこしながら加えます。
また少し寝かせて好みでもう一度こしたら出来上がり。
今のところは第一段階の漬け込み中です。
この後、2時間ほどで皮からかなりアルコールに色が移り、緑色の液体に変化しました・・・!
美味しくできたら、少し配合を変えてもう一度今年中に仕込もうかなと考えております。
それにしても、ものすごく緑色のリモンチェッロに仕上がりそうな予感がします・・・
・・・
また、お手軽にリモンチェッロを楽しみたい方にはこちらの商品がおすすめです。
イタリアのカプリ島で有機栽培されたレモンをふんだんに使用したリキュールです。
冷凍庫でしっかりと冷やしてストレートで飲むのがスタンダードです。
製菓材料としては、ソルベ、ムースなどに加えていただいたり、
焼き菓子の風味付けにもおすすめです。
ぜひ皆様お試しくださいませ☆