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材料に関する情報や、洋菓子業界の話を紹介するブログページです。
湯種食パン。
皆さんこんにちは。
2月に入り、いよいよバレンタインシーズンといった感じですね。
東京でも朝晩の冷え込みが厳しく、木曜日は東京でも雪になりました。
はやく春の声を聞きたい今日この頃です。
さて、今回のブログでは、先日湯種食パンを作った際のことをお届けしようと思います♪
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先日、九州産の強力粉をサンプルでいただいたので、食パンを焼いてみました。
九州産の強力粉を使用してパンを焼くのは初!
また、今回は湯種を使用してみることにしました。
材料はこんな感じです。
普段ですと食パンにはスキムミルクを使用しますが、
しっとり感を期待して、砂糖を減らしてコンデンスミルクを加え、
粉の香りを生かすためにイーストは量を減らしてみました。
湯種は本ごね開始の1時間程度前に作成し、休ませます。
写真だとラップに包まれているものが湯種です。
こね始めます。
灰分値の高い粉のため、ややくすんだ色をしていますね。
(写真ですと、中央上部に見えるのが湯種です。生地に加えてこねていきます。)
ある程度生地がつながったところで油脂を投入します。
今回は家に残っていた貴重なカルピスバターを使用しました。
しっかりと膜が張るところまで捏ね上げて、発酵します。
今回は途中一度パンチを入れています。
Before
After
分割、成形を行い、再度発酵します。
今回はやはり最後の発酵に少し時間がかかりました。
そして写真を撮り忘れました。。。
最後に焼き上がりと内相です。
もちっとしながらも歯切れの良い食感で美味しかったのですが、
時間がたつと少しぽそっとしてしまうのが今後の課題です。
しかしながら甘味と粉の風味は抜群!
どうにかして皆さまにご提案できないかと模索中です。
バレンタインが終わると、展示会などの開催も増えますので、
また新商品の情報をたくさんお届けできればと思います!
福岡県産の薄力粉も人気がありますよ!