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古代小麦、味わってみませんか?その2。
こんにちは。
今週はだいぶ暖かくなり、春の訪れを肌で感じられるようになりましたね。
世田谷では、残っていた雪もほぼ溶けて、陽射しは冬とはまったく違う表情を見せています。
さてさて、先週お送りしました『ファッロ(スペルト小麦)セミペルラート500g』
の記事ですが、皆様読んでいただけましたでしょうか~??
今週は、実際の調理時の写真も交えながら、
美味しい食べ方を詳しくお届けしたいと思います♪
○調理方法はとても簡単!○
古代小麦、なんて聞くともしかしたら扱いが難しいかも?
と思われてしまうかもしれませんが、実は調理の仕方は、
沸騰したお湯に塩少々を加え、20分前後茹でる。
ただそれだけなんです!
茹で上がったら、冷たいサラダなどにする場合は冷蔵庫で冷やし、
(オリーブオイルをかけておくと、風味付け、くっつき防止によさそうです!)
温かいお料理にする場合は、そのまま使用します。
スープなどに加える場合、下茹でしたものを加えても、
そのまま加えてスープの中で加熱を行ってもどちらでも大丈夫です。
○使い方は無限大!○
先週の記事で、ファッロはサラダ、リゾット、スープに合いますよ!
というご案内をしました。
今回は料理写真を交えてご紹介します!
・ファッロと角切り野菜のサラダ
ライスサラダのような感じかな~?と、探り探り作ってみました。
下茹でした海老、パプリカ、プチトマト、お好みのチーズを小さめのサイコロ状にカット。
フレッシュバジルは手でちぎるかカットします。
そして今回の主役の下茹で済みのファッロを加え、ドレッシングで和えました。
ドレッシングは、
・レモン汁
・白ワインビネガー
・塩
・胡椒
・はちみつ
・EXVオリーブオイル
をよく混ぜたものです。
混ぜたら冷蔵庫で少しおいて味をなじませて、盛り付ける際に
フレッシュバジルをさらに少しちぎってのせると香りが一層よくなります。
・ファッロのリゾット
こちらはお米でいつも作るように作ってみました。
バターで、みじん切りにしたベーコン、マッシュルーム、玉ねぎを炒め、
そこにファッロをそのままざらざらと投入(こちらは下茹でなしです)。
軽く炒めたら、コンソメスープを少しずつ加えながら火を通していきます。
ファッロが少し硬めに炊き上がったくらいで、
バターとお好みの粉チーズを加えて混ぜたら出来上がりです。
お好みで塩、胡椒でお味を調えてください。
最後に粉チーズをふりかけて、熱々を召し上がってください☆
こちら、お米に比べて、火の通し方がとても楽に出来上がりました。
少し残して翌日食べてみましたが、ファッロのぷちぷち感は残ったままでした。
お米のリゾットの場合、食感を上手に残すのが難しいですが、
ファッロはその独特の食感が生かされて、心地よい噛み応えがあり、
非常に美味しかったです。
・おまけ
下茹でしたファッロが少し残ったので、
翌日のランチに登場させてみました。
市販のカップスープに加えて、かさ増し&栄養補給。
まとめて下茹でしたものを小分けにして冷凍する方もいらっしゃるようなので、
何かのついでに下茹でして、ストックしておくと便利です♪
○まとめ○
ファッロ自体は栄養豊富なすばらしい食材ですが、
味に関しては”くせ”がなく、食感を楽しんで頂ける素材です。
我が家では、普段白米派の家族にも非常に好評でした。
皆さんも、ぜひ楽しくご活用くださいね~♪